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Re: [ハッキング事件] 取引所 Bancor 被害額25億円相当 2018-07-09
by
Satosi Nakyamoto
on 15/07/2018, 19:27:29 UTC
Bancorが先のハッキング被害を受けて仮想通貨防衛連合の構想を明らかにしたとのこと。
具体的にはハッキングされた資金を追跡するのに役立ったバンコールの社内ツールを、幅広く利用できるように提供する計画があるそうです。
被害の状況と対応、対応の問題点を業界全体で共有し今後問題が起こらないようにしていただきたいものです。

https://jp.cointelegraph.com/news/bancor-creates-crime-fighting-crypto-defenders-as-scorn-over-12-mln-hack-escalates

一点、「記事の中でBNTを含むスマートコントラクトの凍結は、分散化の原則とは正反対の運営であるとして、批評家たちは意義を唱えた」
とあり、今回の対応は確かに非中央集権ではありませんが、その対応により価格の下落は防げたとも考えることができるかと思います。

価格ではなく理念を大切にすることが重大であり、やはり中央集権的な対応は悪ということになるのですかね?
コインチェックの時はNEMはハードフォークしませんでしたが、皆さんはどうお考えですか??
Bancorの最大の利点は「DEXに見られる流動性リスクの回避」であった。
この利点を構成する極めて重要な要素であるReserve tokenの保管手段等に問題があったのだとすれば、単に致命的な欠点を見過ごしてしまったという結論に尽きる。

また、Bancorを単純なDEXということ自体は間違いなのだろう。そのため、単純なDEXではない取引所が行った対応としては正しいのではないか。
ただし、今回の件でBancorチームの様々な問題点(開発力、中央集権制等)が改めて露見してしまったことから、今後も同様(または更に被害額を増加させ、Bancorプロトコルに致命的なダメージを与えるレベル)の攻撃が行われることも考えられる。従って、使用者は改めてこの取引所を継続利用するか注意深く考える必要がある。顧客に被害は出ていないと発表しているが、準備金は果たしてどこから手に入れたのだろうか?